
知らず知らずのうちに
心が蝕まれていたようです
妻をある意味冷めた目で
見られるようになった自分ですが、
それと同時に自分がモラハラをされやすい
性格になっていることにも
薄々気が付き始めました。
私自身はモラハラ妻と出会うまでは
どちらかというと
自分の意思を優先させ、
人の事など二の次という
唯我独占タイプの人間だったのですが、
長い年月をかけて少しずつ
妻のコントロールしやすい性格に
変えられてきてしまった事にも
気が付きました。
離婚をして、客観的に自分を
見られるようになった今でも
決して元妻との結婚生活を
後悔することはないのですが、
自分の性格がモラハラを受け入れる性格に
変化してしまっていたことは
かなり驚きで今でも自身のメソッドで
日々少しずつですが
修正をしているところです。
このモラハラを受け入れる性格に
なってしまったというのが
洗脳の怖いところで、
私の経験からその要素を大まかに示すと
①金銭を渡さない
②人格や容姿の否定
③外部との情報遮断
この三つが揃うと
モラハラ妻(夫)による洗脳開始の為の
環境が揃うと考えています。
この中で特に結婚生活で重要となる
①金銭を渡さない
という行為でマウントを取られてしまうと
その他の②、③についても
ブーストがついて
洗脳が急速に進みます。
もし、あなたが妻の事をモラハラでは
ないかと疑い始め、
あなたが無駄遣いをする性格でないにも
関わらず、妻があなたの収入の管理を
全て行いたがった時には
用心が必要かもしれません。
これはモラハラ妻やモラハラ夫が
無駄遣いをするということに
用心しろということではなく、
自身が稼いでいるにも関わらず、
自分の買いたいものを自分の財布から
払えないというのが、
非常に自尊心を失う行為であり、
何か欲しいもの 例えそれが飲み物一つでも
自分では買うことができない
という環境が作ることは
モラハラ妻(夫)がいなくては
自分は何もできない状況を生んでしまうからです。
これがまず自分の自信を奪います。
金銭的な自由がきかなくなって、
自分の意思で何かをすることができなくなります。
自分の意思で何もできなくなる状況を
作り出すと
たたみかける様に
②人格や容姿の否定
が始まりました。
「あなたは服のセンスが悪い」
「顔も悪い」
「こんな可愛い私と一緒にいれることを
感謝しなさい」
妻はお世辞にもきれいな方ではありません。
友人にも親にも離婚後、
「不釣り合いだと思っていた」
と言われ、
自信をなくしていた私は
「そうか、私はそんなにモラハラ妻と
不釣り合いな不細工な人間だったか。」
と思っていたのですが、
実はそうではなく、
妻が私に不釣り合いという話を聞かされ、
今でも自分自身そんなことはないと
考えているのですが、
散々容姿についても否定されてきたので、
周りからのこういった意見は
驚きでした。
というのも、
日々、自分に対して否定的な言葉を言われ、
③外部との情報遮断
をされてしまっていると
比較したり、人の意見を聞いたりが
できないため、
妻の意見が絶対になってしまうのです。
逆の視点で見ると
モラハラを受けやすい自分は
①、②、③を容易く
相手に受け渡しやすい性格に
なってしまっているのではないかと思います。
そして、①、②、③を受け渡しやすい
性格になっているのは
自己肯定感 つまり自信を失っていることの
表れではないかと感じています。
これを治すには
習慣化してしまった思考のプロセス自体を
変えていく必要があったのですが、
妻との離婚を思い立った時、
精神状態が不安定になってから
そして、別居をしてから自分の給与が
自分で使えるようになってから
世の中で言われる
色々なメソッドを試してきました。
心理療法から民間療法的な事、
サプリメントや薬
体を動かすことやリラクゼーション
金銭的に非常にお金がかかったものから
日々続けられるような金額のものまでありましたが、
私はその中でも自分にあったものを見つけることが
できました。
今はまだ完全ではないですが、
かなり改善され、
今まであった電車の中で手が震えてしまうなどの
症状は全くなくなっています。
コメント